2022年09月29日
会食に行くために会社にPCを置きに帰る? それが不要になる情報漏洩対策の仕組みとは
会食にはPCは持ち込めない
会食の時間なのに、パソコンを置きに会社に戻らなきゃ……!
リモートワークをしていると、PCを持ち出さなければいけないことがあります。しかし、PCを持ち出すということは、紛失や盗難といった大きなリスクがあります。
ですので普段、PCを持ち歩くことは許しているけれど、会食等のお酒の席には社用PCを持ち込むことは禁止としている企業も多いです。
しかしながら、ルールがあいまいだったり、一旦会社に戻ることは非効率的、非生産的なので、何かしらの対策はないのかという不満の声が上がり、情報セキュリティご担当部門を悩ませるというようなケースも多いかと思います。
そうしたケースに対して適した仕組みがZENMU Virtual Driveです。
ZENMU Virtual Driveは、リモートワークに適した情報漏洩しない仕組みでルールを変えます。
ZENMU Virtual Driveを導入すると
・秘密分散技術を利用しPC内のデータを分散させ、読み取れない状態にします。
・この状態では第三者がデータを閲覧することもコピーすることもできません。
・万一、PCを置き忘れてしまって紛失したり、盗難にあったりしても、情報が漏洩するというリスクを低減できます。
・PCの紛失や盗難に気がついた時点で分散片へのアクセスを停止するとデータの利用ができなくなります。
・PCが手元に戻りロックを解除すると、すぐに元の状態でPCを利用することができます。
特徴
低コスト:ユーザ数の費用でご利用いただけます。詳細はお問い合わせください。
VDIのようにサーバーの新規購入、設計構築もなく高額なIT投資にはなりません。
導入のし易さ:導入はPCにインストールとクラウドの設定のみなので導入期間は最短で1ヶ月程度です。
PCの使い易さ:PCはオフラインでも普段通りに利用可能です(VDIのようにPCがインターネット接続している状態ではなくても利用可能です)。
仕組み
・独自の秘密分散技術ZENMU-AONTを利用して、PC内に作成した仮想ドライブ内のデータを無意味化し、無意味化した分散ファイルをPC内とクラウド上に分散して保管します。
・クラウド上の分散ファイルに接続すると仮想ドライ内のデータが利用可能になりPCを利用することができます。
・仮想ドライブのサイズは、500MB~100GBまで任意の大きさに指定することができます。そして大きさによらず、クラウド上の分散ファイルは1KBのみ。
安全性
秘密分散とは鍵を使わない暗号化方式でありZenmuTechは、AONT方式を用いた独自の秘密分散技術「ZENMU-AONT」を開発しました。
例えば、元の情報をAONT技術によって3つの分散片に分けた場合を考えると、3つとも分散片を集めないと、つまり一つでも分散片が欠けると元の情報を復元することができない、という技術です。
この技術は、産業技術総合研究所より「ZENMU-AONTは通常想定される利用形態において安全であるものと判断できる」と安全性の評価をいただいております。
・産業技術総合研究所 自己評価書
・WISA2019(国際学会)で最優秀論文賞を受賞
実績
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会食などお酒の席に出席する際は、PC置き忘れや紛失の可能性は高まります。会社にPCを置きに戻る方法も良いですが是非、ZENMU Virtual Driveのご利用をご検討ください。